介護施設の種類とその特徴
介護サービスは多く分けて2つあります。
・施設介護サービス
・在宅、居宅介護サービス
今回は施設介護サービスの主な施設6つをご紹介します!
特別養護老人ホーム(通称:トクヨウ)
特徴=自宅での生活が難しい中~重度の要介護者が対象の施設
入所基準は原則、要介護3~5に認定されていることです。
特養には従来型とユニット型の2つのタイプがあり、古くからある従来型は4人部屋が多く施設全体で介護を行いますが、2002年に制度化されたユニット型はすべて個室で、10人程度を1つのユニットとして介護を行います。これは個人のプライバシーを尊重し、小人数の単位で家庭的な雰囲気の中で個別ケアを充実させることを目指したものです。
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介護老人保健施設(通称:ロウケン)
特徴=退所を前提とした一時的な入居施設
比較的少ない費用負担で医療管理下での看護や介護、回復期リハビリが受けられ医療法人や社会福祉法人が運営ている施設です。要介護1から入居可能な施設です。
病気や怪我で入院していたり、また持病がある場合、その症状が安定して入院治療の必要はなくなったがリハビリを必要とする人が対象です。
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介護付有料老人ホーム(通称:トクテイ・カイゴツキ)
特徴=生活サービスと介護サービス(一般的には施設のスタッフが提供。外部事業者を利用可能な場合もある)が受けられる
費用が高額なところは、スタッフの人員体制が手厚く、共用設備として温泉やプール、アスレチックジムなどがついていたり、診療所が併設され医師が常駐しているなど、充実したサービスを提供して差別化を図っています。基本的には要介護5という重い身体状況になってもサービスが受けられるため、終の棲家として有力な候補となり得ます。
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住宅型有料老人ホーム(通称:ジュウタクガタ)
特徴=生活サービスは施設が提供し、介護サービスが必要になったら外部事業者が提供する
要介護者や、自立(介護認定なし)・要支援状態の高齢者を受け入れている施設です。
通常のマンション形式で介護が必要となった場合は訪問介護等、外部の在宅介護サービスを利用します。
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サービス付き高齢者向け住宅ホーム(通称:サコウジュウ)
特徴=主に自立(介護認定なし)あるいは軽度の要介護高齢者でも利用可能
1人で暮らす高齢者や夫婦で暮らす高齢者が安心して暮らせる賃貸住宅型施設です。住宅としての居室の広さや設備、バリアフリーといったハード面の条件を備えるとともに、ケアの専門家による安否確認や生活相談サービスを提供することなどにより、高齢者が安心して暮らすことができる環境を整えています。
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グループホーム(通称:グルホ)
特徴=認知症高齢者が住み慣れた地域で生活を続けられる地域密着型サービス
認知症の症状を持ち、病気や障害で生活に困難を抱えた高齢者が、専門スタッフの援助を受けながら1ユニット(5~9人)で共同生活する介護福祉施設です。要支援2以上の認知症高齢者であることが条件。
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