グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは?【介護の知識5】

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グループホームについて

 

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特徴

グループホームは「認知症対応型共同生活介護」と呼ばれ認知症高齢者に対象を特化した共同生活住居であり、不穏な状態を安定させる、認知症症状の進行を遅らせるなどを目的として、入居者同士で家事を分担して生活します。共同生活をする人数が1ユニット5~9名で、現在では新しく開設する際には1つのグループホームで2ユニットまでと規定されています。小規模であるため変化の少ない環境を保つことができます。
グループホームの運営母体は民間企業が約50%を占めていますが、残りの50%は社会福祉法人、医療法人、NPO法人などが運営しています。


グループホームの仕事内容は?

主に利用者の日常生活のお手伝いをすることです。

自分でできることを増やすのが目的なので、手を出しすぎず、できることを尊重し、自立を支援することが大切です。介護職員は、一緒に掃除や洗濯、調理などの家事をしたり、必要な方には排泄や入浴、食事介助などを行いながら、利用者が自分らしく毎日を過ごせるようにサポートします。また、家事が苦手な職員にとっては気になる「調理」ですが、施設によっては調理専門のスタッフがいたり、レトルト食品を上手に取り入れているところも増えています。職員が担当する場合でも、先輩や調理が得意な利用者に教わりながら、じっくりと調理スキルを身につけていきましょう。

グループホームでは、早番、日勤、遅番、夜勤の4交代制をとっているところが多いようです。

【4交代制の勤務時間例】
早番 7:30~16:30(休憩60分)
日勤 9:00~18:00(休憩60分)
遅番 11:00~20:00(休憩60分)
夜勤 16:30~翌9:30(休憩120分)


こんな人たちが働いています

職員…管理者、事務員、生活指導員(生活相談員)、介護支援専門員、介護職員、看護職員、栄養士、調理員
資格等…社会福祉士、介護福祉士、介護職員初任者研修修了者、介護支援専門員(ケアマネージャー)、看護師、栄養士、管理栄養士

●グループホームは利用者とのコミュニケーション能力が必要とされる場面が多くありますが、それだけ利用者との距離が近い環境で仕事ができる施設です。日々の業務は流動的であり、マニュアル通りの働き方が苦手な人にとって、グループホーム勤務はおすすめです。