履歴書の作り方~志望動機・自己PR編【介護転職 お役立ち情報5】

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今回は、皆さんが悩みがちな履歴書の志望動機、自己PRの書き方を紹介します!

面接では履歴書に沿って話が進むため、履歴書の内容はとても大切です。
口頭で話せばいいと手を抜かずに、内容を充実させると、採用にぐっと近づきます♪


志望動機の書き方

【1】内容のポイント

採用担当者が「ぜひ働いてほしい」と思うような内容を入れましょう!
具体的には、下記の(1)(2)を簡潔にまとめて記入します。

※あらかじめパソコンなどで下書きを作成してみて、伝わりやすい文章か、面接で聞かれて話を膨らませられるか、聞かれて困ることを書いていないかを確認しましょう!

(1)応募先を選択した理由

数多くある法人(会社)の中で「なぜその法人(会社)を選んだのか・働きたいと思ったのか」は必ず入れるようにします。
ちぐはぐな内容にならないように、応募先の施設・事業所のことを、事前によく調べてから書きましょう。
見学に行ってから書く場合は、その時に聞いたことや感じたことを盛り込むと、なお良いです。

(2)その仕事で働きたいという意欲をアピールする

就業してから、どのように貢献していくのか、また、いかに自分の能力を伸ばしていくかを書きます。

【2】志望動機の記入例

▼理念に共感した場合

「貴法人の、『心温かなケアの実現』という理念に魅力を感じました。先日の見学でも、職員の方が、利用者様一人一人に優しく声掛けをしながら介助をしている姿を拝見し、人の気持ちに寄り添う介護をされていると感じました。私も、いままで培った介護技術を活かしながら、心温かな介護を目指したいです」

▼ステップアップのため(経験3年)

「これまでの3年間、老人保健施設に勤務し、食事介助や入浴介助など、基礎的な介護技術を高めてきました。今後は、この経験を活かし、より介護度の高い方や、認知症の方へのケアを学びたいと考え、貴法人を志望いたしました。貴法人の充実した研修体制のもと、さらに技術を高め、介護福祉士の資格も取りたいと考えています」

▼ステップアップのため(経験15年)

「これまでの15年間、介護職員として特別養護老人ホームで勤務してまいりました。前職の特別養護老人ホームでは、もっと介護サービスを活用して、利用者の生活を支援したいと考えるようになり、施設ケアマネージャーになりました。この経験を踏まえて、本格的にケアマネージャーの仕事をしたいと考え、貴法人の居宅介護支援事業所を志望いたしました。貴法人の理念の通り、一人ひとりの利用者に丁寧に寄り添い、地域で必要とされるケアマネージャーを目指します」

▼転職回数が多い場合

「これまで老人保健施設、デイサービス、サービス付高齢者住宅の業務を経験いたしましたが、そのなかで、今後は自分のスキルを伸ばすために、医療度の高い方に関わりたいと考えるようになりました。貴法人のデイケアでは、機能訓練や疾患の知識を学びながら、利用者が安心して生活できるようなサポートをしたいと考えています」

▼ブランクがある場合

「結婚・出産を機に介護職を離れ、3年間主婦をして参りましたが、家庭も落ち着いてきたため、また介護の仕事に復帰したいと考えています。前職で身に着けた介護技術と、家事育児で培ったマルチタスクスキルを発揮していきたいと考えています」

▼異業種からの転職

「同居している祖母の介護がきっかけで、本格的な介護技術を身に着けたいと考え、介護職を志望しました。前職の接客業では、5年間の経験のなかで、お客様の気持ちに寄り添うコミュニケーション技術を磨いてきました。介護職でもそれを活かしながら、しっかりと介護技術を身につけ、利用者様が気持ちよく過ごせる施設づくりを目指したいと思います」


自己PRの書き方

【1】内容のポイント

自己PRでは、これまでの経験スキル性格長所などを、仕事にどう活かせるかを記入します。
応募先の職場で役立つ内容をアピールしましょう。

また、そのスキルや長所が、今までどのようなシーンで活かされたのか、具体的なエピソードを入れて説明しましょう。
何もないと、具体性に欠け、本当なのだろうかと面接官に疑われてしまいます。

【2】自己PRの記入例

「私の長所は傾聴力です。デイサービスで利用者同士のトラブルが起こった際には、利用者をただ引き離すのではなく、双方の言い分を丁寧に聞いて、それぞれの気持ちを尊重するよう心掛けてきました。これからも、利用者の話を丁寧に聞き、気持ちよく過ごせるよう努めていきます」

「私の強みは、忍耐力があることです。現在は認知症対応グループホームに勤務しておりますが、認知症の方の関わりには根気強さが必要になります。例えば『大事な持ち物がなくなった』と繰り返し怒る方に対しては、何度もお答えを返したり、気が逸れるような声掛けをしたりして対応しました。大変なことも多いのですが、うまく自分の中で切り替えて、ストレスをためないようにしています」

「明るい性格が私の強みです。前職の特別養護老人ホームでは、利用者に『○○さんと話していると元気になれる』と言っていただけることが多く、明るい雰囲気づくりに貢献できていたのではないかと感じています。貴法人でもこの性格を活かし、利用者が明るく過ごせる施設を目指していきたいと思います」

イラスト_面接


いかがでしたか?
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